イケメン店主が営む、わずか一坪の小さな和菓子屋さんとしてTVでも紹介されたのが、銀座かずや。看板商品である煉り菓子は、微妙な火加減とタイミングで長時間練り上げた、滑らかな舌触りの菓子。一日約200個の限定販売という、かずやの煉りは予約しないと買えないほどの人気商品です。店主の小関さんが、日本料理修行の傍ら、二年の歳月をかけて作り上げた独自の煉り菓子は、第二十一回神奈川県名菓展菓子コンクールにて技術賞を受賞。最初は銀座の小料理屋を日中だけ間借りして製造販売していましたが、平成17年に現在の有楽町のビル内に店舗をオープンしました。
そんな、かずやの煉り菓子を求め、9月も終わりをむかえるある昼下がり、私は有楽町へと向かいました。日比谷のとある一角をさまよい歩くこと数分、ついにお店を見つけました。通りからだと一見わかりにくいのですが、シャンテ近くの雑居ビル1階に足を踏み入れるとそののれんを確認できます。 中に入ってみると小さなカウンターがあるのですが、既にのれんが下ろされていました。確か、無くなり次第閉店とか、確か誰かに聞いたな。。。諦め半分で声をかけてみたところ、登場したのが噂のイケメン店主、古関さん。なんと、2種の風味が入った6個入り煉り菓子が、一箱だけ残っていました。予約して1週間は待つという話も聞いていたので、かなりラッキーだったかもしれません。
右の写真がその商品です。 笹の葉に巻かれた「かずやの煉り」(6個入り2,100円)は、抹茶と南瓜の2種が入っていました。とってもまろやかで、口の中に、抹茶の風味が広がります。甘すぎず、むしろさっぱりとした後味で、仮に洋菓子にたとえるならババロアのような食感といった感じでしょうか。南瓜味の方も、むだな甘さがなく、南瓜そのものの味が十分生かされています。和菓子を食べるときにはお茶が欲しいものですが、かずやの練りは優しい甘さとみずみずしさもあって、お茶を飲まなくてもいいくらい。甘いものが苦手というあなたもこれならイケルかも!この美味しさは、1週間待ってもリピーターになること間違いなしです!
さて、予約しないと買えないの~?というあなたに朗報です。11月10日(土)に限り、かずやの煉りが数量限定で銀座三越でも販売されます。こちらのお知らせは10月のGSTでもご紹介いたしますのでお楽しみに! by holly
銀座かずや
千代田区有楽町1-6-8
営業時間11:30-17:30