大正末期に彗星のように輝いた童謡詩人、金子みすゞ。
昭和5年、26歳でこの世を去ったこと以外、生い立ちも姿も知られぬまま、“幻の童謡詩人”とされていました。
そのみすゞの詩がたちまちのうちに全国に広がったのは、遺稿集・3冊の手帳が発見されたことがきっかけでした。子供から大人まで、誰にでも簡単に読める童謡という形で書かれたみすゞの詩は、そのやさしい感性が、特にいじめなど深刻な問題を抱える教育現場で共感を呼び、今では数多くの教科書に掲載されています。
今回、ノエビア銀座ギャラリーにて開催される 「童謡詩人 金子みすゞ展」では、遺稿集・3冊の手帳や、書簡、当時の童謡詩など、貴重な資料を展示し、夭逝した彼女の、波乱にみちた生涯を振り返ります。また、近年、出版された絵本の原画とともに、みすゞの詩、数篇もパネル展示されます。
special event 「金子みすゞ朗読会 」開催
女優でエッセイストの中井貴恵さんによる「金子みすゞ朗読会」が開催されます。
3月8日（土）午後3時から 入場無料
会場：株式会社ノエビア銀座本社ビルギャラリーＢ１Ｆ
ゲストに「金子みすゞふたたび」（小学館）著者である、今野勉氏を迎え、金子みすゞについてのトークもお楽しみいただけます。
参加ご希望は http://gallery.noevir.jp より
（申し込み受付 ２月１２日～）
＊申込者多数の場合は抽選
童謡詩人 金子みすゞ展
会期 ： 2008年2月12日（火）～3月31日（月） ＜入場無料＞
時間 ： 午前10時～午後6時（土・日・祝日は午後5時まで）
会場 ： 株式会社ノエビア 銀座本社ビルギャラリー （1Ｆ）
主催 ： 株式会社ノエビア
企画協力 ： 株式会社青雲堂
協力 ： 金子みすゞ著作保存会、金子みすゞ顕彰会、株式会社JULA出版局、金子みすゞ記念館
お問い合わせ
ＴＥＬ 0120-401-001 （お客さま相談室 フリーダイヤル）