2007年9月1日にオープンしたラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」最上階にある「Peter」。
ニューヨーク 「ダニエル」 の副料理長、ロンドン 「サヴォイホテル(フェアモントホテル)」総料理長を務めたフランス人シェフ、パトリス・マルティーノ氏が繰り広げる、世界の味覚を彩り豊かにアレンジするインターナショナル・キュイジーヌが楽しめます。
今回は、こちらのレストランでランチタイムを楽しみました。
ザ・ペニンシュラ東京、ロビーラウンジの奥を右手に進んだところにある専用エレベーターに乗り24階の「Peter」へ。エントランスを入ると、ヤブ・プッシュルバーグによりデザインされたオブジェが並ぶ素敵なラウンジバーが現れます。その横の橋をイメージしたような通路を進むと いよいよメインダイニングです。 黒のインテリアで統一されたスタイリッシュな店内からは皇居外苑や日比谷公園、新宿の高層ビル群といった東京の美しい風景が見渡せます。
そんな美しい景色を眺めながら、ちょっと優雅なランチタイムが始まりました。食前酒に頼んだのは、ペニンシュラオリジナルのシャンパン。香りがよく、すっきりとした味わいです。
好みのパンをいつくか選んだ後、無塩バターと一緒に出てきたのがピンクの粒が入ったバター。これは、ピンクペッパーとウイキョウが入ったもので、軽いペッパー風味がまろやかなバターの味をを引き締め、パンとシャンパンにとてもよく合います。
アミューズで出されたグリンピースのスープは、カプチーノのようにあわ立てられたフォワグラのだし汁に、 細かくカットされたベーコンがトッピングされていました。とてもクリーミーで、素材の味が生かされた贅沢な一品でした。前菜に選んだのは、 北海道産ズワイガニのシャルロットとフヌイユのコンフィー。 シャンパンで味付けしたピンクグレープフルーツのゼリーの上に、ズワイガニの身がたっぷり使われています。 今回はメインに手長海老のソテーと36時間かけて焼き上げた黒豚をオーダーしました。パリパリと音がするくらい表面を香ばしく焼き上げられたお肉です。デザートはビターチョコレートのフォンダン、そしてマンゴームースを使ったデザートを選びました。フレッシュなマンゴーをそのまま食べているかのような美味しさです。
お昼はプリフィクススタイルコースで、前菜、肉または魚料理、デザートから3品選ぶ4,500円のコースと、4品選択できる6,500円の2種類のコースがあります。 コースの最後にプティフールの盛り合わせが出されるので、例えば前菜、肉料理、魚料理で3品選んでもいいかもしれません。
見た目に美しく、上品で、そして素直に一言、美味しいお料理ばかりでした。料理の出されるタイミングもよく、接客においても、さすがです。
Peter
千代田区有楽町1-8-1
ザ・ペニンシュラ東京24階
営業時間: 毎日
ランチ: 11:30 am - 2:30 pm
ディナー: 6:00 pm - 10:00 pm
ブラウジング: 10:00 pm - 12:00 am (月曜日-木曜日)
TEL 03-6270-2763 (直通)