2004年10月1日にオープンした銀座交詢ビル。キーテナントとなるバーニーズニューヨーク銀座店はバーニーズのロサンゼルス店以来の大型店。地下1階から地上2階までを使い、ファッションアイテム、化粧品、ジュエリーと豊富な品揃えだ。この日はオープン2日目とあって店内は大混雑。2階のWomen'sのコーナーでも、OLからマダム層までたいそうな賑わいだ。とりわけデザイナーズブランドのコートを試着する女性が多くみうけられた。バーニーズ銀座店のターゲット層は30代以上のキャリアやエクゼクティブクラスのビジネスマン。店内をざっと見て回ったところコートの平均価格は30万円。たたんで積まれたニットやカットソーも平均2万円とお高め。しかし、手に触れれば値段にも納得。どれも、思わず袖を通してみたくなる上質な肌触りの商品ばかりだ。
ビルの4Fから5Fをしめるレストランのテナントも有名店が軒を連ねる。今回は並木通りから移転したオストラルでランチをいただく。店内は並木通り店の雰囲気をのこした温かみある造り。ランチは前菜が2種、メイン、ワゴンから好きなケーキやアイスクリームを選べるデザートに珈琲又は紅茶、エスプレッソがついた4千円からのコース。この日のメインディッシュは手長海老をカリカリに焼き上げたポテトでくるんだオストラルの定番人気メニューをセレクト。素材の鮮度のよさは勿論、ソースの美味しさは評判どおり。前菜からデザートまで全てに大満足のランチタイムだった。
食後は交詢ビル3Fのクロッセンスへ。「夜8時から朝9時までの快適空間の提案」をコンセプトにしたライフスタイルショップ。世界中からセレクトしたという厳選素材のベットリネンや輸入家具、リラクゼーションのシーンに合わせたハーブティーなど。こちらもセレブ向け商品といった感じだ。店内中央に置かれたアニマル柄のソファーや白でまとめられたベットに思わず一目ぼれ。ビルの正面には交詢社ビルのなごりを残し、クラッシックとモダンを見事に融合させた